肌に合うものが一番。自分に合う美容液の3つの選び方

肌に合うものが一番。自分に合う美容液の3つの選び方


あなたは、日々使っている基礎化粧品をどのように選んでいますか?

値段ですか?それとも口コミの情報ですか?

値段や口コミも、もちろん大切ですが、基礎化粧品に含まれる有効成分で選んだことはあるでしょうか?

特に美容液は基礎化粧品の中で、とても重要なものになります。有効成分が濃縮されている美容液を毎日しっかり使っていくことで、お肌のハリがまったく変わってくるのです。

しかし、美容液にはさまざまな種類があります。

「種類がありすぎて、選べない!」と悩んでいる女性も多いはずです。

そこで、今回は、3つのポイントで自分の肌にピッタリ合う美容液の選び方を紹介しましょう。

自分に合う美容液の3つの選び方

自分の肌に合う美容液の選び方はどうすればよいのでしょうか?
まずは自分の肌を分析していきましょう。

1.自分の肌状態、必要成分を知る!

まず、1つめのポイントは自分の肌状態を知ることです。

あなたの肌タイプはどのタイプでしょうか?
「乾燥肌」、「オイリー肌」、「混合肌」、さらには「エイジングケアが必要な肌」でしょうか。
現在の肌の状態で、目的が決まり必要な成分も変わってきます。

だから、今、肌に必要な成分を見極めて、ピッタリの美容液を選びましょう。
そこで、以下に肌のタイプ別に必要な美容液や成分を解説していきます。

【乾燥肌・敏感肌】保湿成分を

肌の保湿の役割を果たしているのはどんな成分か知っていますか?

これは細胞間脂質といわれるセラミドなどが80%、NMFといわれる角質細胞内の水分保持の役割を果たす天然成分が18%、皮脂が2%と3つの成分で構成されています。

だから、乾燥肌や敏感肌の人は、この3つの成分の働きをサポートしてくれる有効成分が配合されている美容液を選びましょう。

保湿に有効な成分

では、保湿に有効な成分には、どんなものがあるのでしょうか?
知っている人も多いと思いますが、それには以下のものが挙げられます。

●セラミド
水分を保持する機能があり、ヒアルロン酸、コラーゲンと同様、今注目の成分です。
肌の角質層は、角質細胞と細胞間脂質でできていますが、この細胞間脂質にセラミドが含まれています。また、外部からの刺激や雑菌などから肌を守り、水分の蒸発を防ぐ役割も果たしています。

セラミドは加齢とともに失われていきます。このセラミドを化粧水で補ってあげることで、水分保持力が向上します。

●ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、1gで、約6000mlの水分を保持できる成分です。
皮膚の奥深く入り込む成分ではなく、肌内部に水分を保ち、蒸発するのを防いでくれます。
そのため、ヒアルロン酸は、多くの基礎化粧品に含まれています。

ヒアルロン酸も加齢とともに減少します。そこで、ヒアルロン酸を多く含む美容液を選ぶことで、シワの予防、改善に役立ちます。

●ユーカリ抽出液
ユーカリ抽出液には、セラミドの産生を促し、皮膚内部に水分を保持する機能やバリア機能の回復をする効果を持っています。また、血行促進、収れんなどの効果もあります。

●ライスパワーNo.11
「ライスパワー」という成分はよく耳にすると思いますが、その中でも、「ライスパワーNo.11」は、特に水分保持の改善や水分を長時間キープする保湿力に優れた成分です。

ライスパワーNo.11は、角質層の奥の奥まで、浸透するため、肌内部からうるおい、プルプルの肌にすることができます。

乾燥肌や敏感肌は、この保湿に有効な4つの成分が含まれる美容液を選ぶことをおすすめします。

ただし、値段が非常に安価な製品だと、配合されている割合が非常に低く、効果が低い可能性があるので注意しましょう。

【シミ、くすみが気になる】美白成分を

年齢を重ねていくと「シミ」、「くすみ」が気になってくる女性は多いでしょう。
そんな人におすすめなのが、「美白成分配合の美容液」です。

しかし、「これからシミやくすみがどんどん出てきそうだから、予防したい!」という人と「結構シミやくすみが出てきたから、なんとか減らしたい!」という人では、美白化粧品でも求める成分が違ってきます。

シミやくすみを「消す」のか、または「予防」するのかで、それぞれ、目的に合ったものを選んでください。

ただし、すでにできてしまったシミやくすみの中には美白美容液の効果が得られないものがあります。具体的には「老人性色素班」、「脂漏性角化症」は、使っても効果は得られません。この場合は皮膚科で治療してもらうのがよいでしょう。

老人性色素班

「老人性色素班」は、長年浴び続けた紫外線のせいで、できるシミです。5~20mm大の薄茶色の輪郭がくっきりとした円形のもので、徐々に濃くなっていきます。老人性色素班は、40歳頃から現れるのが一般的です。

ただし、色の白い人、アウトドアを好む人の場合は、もっと早くから症状が現れる場合もあります。
一度できてしまうと、治療が難しく、レーザー治療などで取り除かない限り、自分で消すことはできません。そのため、予防としては、紫外線対策をしっかりと行う必要があります。

脂漏性角化症

「脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)」は、「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」とも呼ばれる、皮膚良性の腫瘍の一種です。これは、イボのようなもので、加齢とともにできやすくなります。

最初は1~2mm程度ですが、放置するとだんだんと大きくなります。色は普通の皮膚の色と変わらないものから、淡褐色、黒色とあり、形も平坦なものから突出したものまで、多種多様です。

また、脂漏性角化症は日光角化症(皮膚がんの前段階の状態)、悪性黒子(皮膚がん)と見た目がよく似ているので、気になる場合は一度、皮膚科を受診しましょう。

シミやくすみを消すのに有効な成分

では、シミやくすみを消す有効な成分にはどんなものがあるのでしょうか。

まず、「ハイドロキノン」、「ビタミンC誘導体」の2つは絶対にはずせない成分になります。
必ず、この2つの成分が入っている美容液を選びましょう。

「ハイドロキノン」、「ビタミンC誘導体」はどういう成分なのかを以下に解説します。

●ハイドロキノン
シミは表皮の上層部にできたものをいいますが、このシミの原因となるのがメラニン色素です。
メラニン色素を作る細胞が表皮の一番奥の層にあるメラノサイトという細胞です。

このメラノサイトの数を減らし、メラニン色素を生成するチロシナーゼを抑制する働きをするのがハイドロキノンです。また、強い漂白作用があるので、シミの除去に適した成分といえます。

●ビタミンC誘導体
ビタミンCは美白効果の高い成分なのですが、壊れやすく不安定です。
そのため、化粧水に配合しても、その効果は薄れてしまいます。

「ビタミンC誘導体」は、そのビタミンCの成分を改良し、安定させた成分です。
ビタミンCを皮膚に塗っただけでは、皮膚に浸透させることはできません。

しかし、ビタミンC誘導体は、高い皮膚への浸透力を持っています。
そして、皮膚へ浸透すると、ビタミンCに変化します。

シミやくすみを予防するのに有効な成分

ほかにもシミやくすみの予防に有効な成分があります。
具体的には以下の成分が配合されている美容液がおすすめです。

●カミツレエキス
カミツレエキスは、メラノサイトの活性化を阻害する働きをして、シミの予防と改善を促します。
また、肌のターンオーバーを促すので、古い角質についたシミが一緒にはがれることになり解消できます。

●エラグ酸
エラグ酸は、ベリー系の果物やクルミなどに多く含まれるポリフェノールの一種です。
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、老化防止によいといわれますが、シミの抑制にも効果があります。
エラグ酸は、チロシナーゼという酵素を抑える働きがあり、シミの防止と美白に役立ちます。

●コウジ酸
コウジ酸はその名の通り、麹から抽出された成分です。コウジ酸もチロシナーゼの働きを抑えるので、シミの予防に効果があります。また、紫外線などの刺激からも肌を守ってくれます。そのため、シミの予防や美白にも効果があります。

●リノール酸
リノール酸は月見草、サンフラワーから抽出された脂肪酸のエキスです。セラミドも含まれており、美白、美肌に効果的といわれています。そして、このリノール酸を改良した「リノール酸S」という成分はメラニン色素へ集中的に働きかけてくれます。

●シクロアミノ誘導体
「シクロアミノ誘導体」とは、「t-AMCHA」とも呼ばれる成分で、大豆、卵黄から抽出されており、美白効果があります。
シクロアミノ誘導体は、メラニン産生を抑制する効果があり、このため、シミ防止に抜群の威力を発揮してくれます。

また、外部の刺激から肌を守る機能も備えており、肌荒れから守ってくれるため、アンチエイジング効果も期待できます。
ただし、これらはあくまでも、シミの予防のための成分です。シミをなくす効果はあまり期待でないので注意をしましょう。

【肌年齢が気になる】エイジングケア用を

皆さん、自分の年齢にあったエイジングケアをしていますか?

「まだ大丈夫!」と思っている人もいると思います。

しかし、以下の項目に当てはまると、エイジングケアが必要になります。
年齢にあったエイジングケアをしっかりして、若々しい肌をキープしましょう。

・鼻や頬の毛穴が目立ってきた。
・口角が下がって見える。
・頬がたるんできた。
・ほうれい線が気になる。
・アイラインが引きづらくなった。
・目元や口元の小ジワが気になる。
・以前より、乾燥するようになった。

エイジングケアに有効な成分

エイジングケアには、以下の成分が非常に有効になります。
この4つの成分が配合された美容液を選びましょう。

●ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、紹介してきた通り、シミやくすみにも効果があります。
「シワを消す」という効果もあり、さまざまな肌トラブルの解消が期待できます。
そのため、エイジングケアには欠かせない成分といえるでしょう。

●ナイアシン
「ナイアシン」は、「ビタミンB3」 とも呼ばれる水溶性ビタミンの一種です。
肌の代謝を促進させ、老化の原因である活性酵素を取り除き、血行を促進して、セラミドを増やします。

シワ、たるみ、毛穴の開き、肌荒れなどに効果があり、まさにエイジングケアにピッタリの成分です。また、ビタミンC誘導体やレチノールよりも刺激が少ないのが特徴です。そのため、敏感肌の人には、ナイアシンが配合されている美容液をおすすめします。

●レチノール
「レチノール」は、ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーの促進、コラーゲンを増やす効果があります。

しかし、コラーゲンを増やす強い働きを持っているので、敏感肌の方には刺激が強い場合もあります。
普通肌の人でも、最初は肌がかさつくこともあるかもしれませんが、こちらは徐々に慣れてくるので、心配はありません。
また、日光には弱いので、使う際には美容液の上からファンデーションを塗りましょう。

●甘草エキ
「甘草エキス」は、マメ科のカンゾウという植物、または同属植物の根や茎から抽出されたエキスです。
「カンゾウエキス」ともいわれます。

天草エキスには、グリチルリチン酸、テルペノイド、フラボノイド、グラブリジンが含まれています。
これは、解毒、刺激緩和、抗炎症作用、美白効果、メラニンの産生を抑制する効果があります。
そのため、シミの予防、改善に効果があり、肝斑にも効果があります。

2.持っているほかの化粧品と一緒に使えるか

2つめのポイントは「今、自分が使っている化粧品と一緒に使えるか」ということです。

基本的に、美容液は、ほかの化粧水と一緒に使用しても大丈夫です。
ただし、ほかの化粧水と混ぜたりして、使わないようにしましょう。

配合されている成分によって異なりますが、分離してしまうことがあります。
注意をしてください。

3.続けられる価格を選ぶ

最後のポイントは「継続できる価格の製品を選ぶ」になります。

美容液はお手ごろの値段から高価なものまで幅広いの価格帯があります。
しかし、高価な美容液が効果が高いという口コミがあるからといって、続けられなければ、意味がありません。

美容液の効果を実感できるのは、最低でも1か月はかかります。
継続しないと、元に戻ってしまいます。
無理のない価格帯のものを選び、継続していきましょう。

自分の肌に合わせた美容液を選ぼう!

紹介した3つのポイントに注意すれば自分に必要な美容液を手に入れることができます。
特に自分の肌の状態をよく理解し、必要な成分が入っているものを選ぶことが大切になります。
肌が弱い人は、サンプルで試して、自分の肌に合っているか確認することをおすすめします。

自分にピッタリの美容液を見つけて、ワンランクアップしたスキンケアをしてください!